アイセア・ブログ 現地通信
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"新しい年が明けて"
新しい年を迎えて、大学生は試験期間に入っています。日本語の授業は、今週で前期の日程を終えました。
最後の三週間は、日本の昔話から、冬の年の瀬に合ったものとして「かさじぞう」を紹介し、日本のお正月や十二支の話をして、最終週には、日本の童謡を数曲とアニメのテーマ曲などを聴く時間を設けました。「赤とんぼ」などの童謡に対しては、こちらが思っていた以上に学生の関心が高かったのだと感じられました。
全授業を終了した、明くる日の夕方、上級者クラスの受講生たちが、新市街にある寿司レストランへ招待してくれました。鮓(すし)もお味噌汁も、味はなかなかのものです。店内には、日本語の文やことわざの書かれた幕が掛かっています。
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文章と判断するのが難しいものもありますが、ご愛嬌ですね。
粗削りでありながらも日本語と日本文化がジェシュフの日常へ浸透していってほしいものです。
さて今回は、筆者が利用している交通手段と、移動範囲についてふれておきたいと思います。
ジェシュフ市内のおもな公共交通手段は、バスになります。
ザレシエキャンパス前のバス停は、いくつかの路線の始発および終着地点です。ここから19番のバスに乗れば、中央市場広場のある旧市街へ行くことができます。寿司レストランやレイタナキャンパスのある新市街を通って、三差路へ(rejtanaレイタナ大通り)。
左へ曲がってヴィスウォク河に架かるルボフスキ橋を渡ると、旧市街の賑やかな場所に入ります
この先のバス停を下りて右へ曲がって間もなく、PKP(ポーランド鉄道)のジェシュフ本駅があります(左の写真。)右の写真は、いま見てきたのとは反対の方向からジェシュフ本駅に向かう道路です。この先を右へ曲がると駅舎です。
今度は、この旧市街からザレシエに向かう風景です。
ルボフスキ橋を渡って、三差路を右折し、レイタナ大通りに入ります(下の写真。ここを直進すれば、ジェシュフよりさらにウクライナとの国境に近い街・プシェムィシュル方面に向かいます。すぐ先にマクドナルドがあるのが見えます。
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そして、寿司レストランのあるショッピングモールを越えて、スーパー集中する辺りの交差点を過ぎて(下の写真)、その先、左折してザレシエにつながります。
以上が19番バスのルートです。旧市街へは、このほか、18番バスがザレシエから出ています。18番に乗れば、旧市街で、観光スポットであるジェシュフ城の前を通ります。この18番バスは、途中、乗車券をチェックされることがよくあります。
これらの写真からお分かりのように、雪が降り積もる季節になりました。これから気温もさらに下がって寒くなるのでしょうか。覚悟していないといけません。
クリスマスが近づいています
私の滞在する学生寮は、ジェシュフ大学ザレシエキャンパスの敷地内にあります。
左【学生寮"マーキュリー】 右 裏側から【1階のいちばん奥手前が私の部屋】
周辺はなだらかな丘が見渡せて、また、静かな住宅地になっています。
左【私の部屋】 右【隣室との共有スペース】
ここから週3回、夕方になると、寮入口の事務室に鍵を預けて、授業を行う建物D9へ
歩いていきます。
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【ザレシエキャンパス、朝のD9棟】
初心者クラス(4クラス)では、先月後半から、動詞の活用と漢字を指導しています。
文章に動詞が本格的に含まれるようになったので、語と語のつながりはその分、
複雑になっていきます。また、漢字は勿論ですが、そもそも学生たちは、アルファベットに
依存せずに、ひらがな、カタカナそのものを読めるようにならなくてはいけません。
授業の状況を見て、少しペースを速めてみました。初心者のうちに、日本語習得の
厳しさを味わう良い節目になればと思っての判断でしたが、出席者数が大きく減ることも 覚悟していました。
しかし、学生たちからはむしろ、いっそう積極的に取り組む姿勢が感じられます。
クラスの雰囲気もかなり落ち着いてきました。中には、教材を先に用意できる学生も
現れてきました。
動詞の活用もあっさりと理解してしまいそうな勢いであり、大変頼もしいことです。
授業は、日本文化の紹介よりも、日本語の習得に重点を置いた内容で進めていますが、
とりわけ初心者たちは、その中に楽しさを見出してきているようで、大変うれしいことだと感じています。こちらも、言葉を学ぶ楽しさそのものを伝えて
いけるよう、この後も精一杯取り組んでいきたいと思います。
早いもので、年内の授業は、あと1回ずつを残すのみ。
クリスマスの近づくジェシュフ、16時過ぎの中央広場。日が暮れるのが本当に
早いです。
万聖節の風景
ポーランドの旧都クラクフから東へ鉄道でおよそ150キロ。ポドカルパチェ県の県都・ジェシュフがあります。ジェシュフは、人口およそ16万人、カルパチア山脈の麓に広がる工業都市です。
10月は、雨の日が多く、また、夕方以降は気温が急に下がって、秋の深まりを感じました。
そして、国立の総合大学・ジェシュフ大学にて、日本語の授業が始まって、2週間が過ぎました。
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この大学では昨年度から、日本語コースがスタートして、![]()
今年度は2年目となります10月上旬に行われたクラス編成のためのミーティングには、実に220人を超える受講希望者が集まりました。クラスの内訳は、初心者クラスが4クラス、すでに1セメスターを修了した1クラス、2セメスター(1年間)を修了した1クラスの、合わせて6クラスです。
授業はもっぱら、英語で進めています。学生の大半が英語を理解できます。
学生たちからは、自主的に問題を見つけて勉強しようという意欲を感じます。もっとも、自然がゆったりと広がる空気の良い環境ゆえの土地柄でしょうか、学生の多くは、試験などを考慮に入れた内容よりも、余裕の持てる授業の進行を望んでいるようにも見えます。
この大学の日本語コースには、こうでなくてはならない、といった教授方針があるわけではありません。したがって、学生の率直な感想や要望を酌みながら、内容の豊かな、活気のある授業を展開していこうと考えています。(下の写真は、ジェシュフ大学の本部、レイタナキャンパス)
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いま、ジェシュフは、日本でいうならば、いわば「お盆」のシーズンです。11月1日は、祝日。「諸聖人の日(万聖節)」といいます。